著書・訳書

「境界性パーソナリティー障害・クリニカルガイド」 (J・G・ガンダーソン著、黒田章史訳、金剛出版) 

■訳者あとがき 「私(JG)は家族を不当に中傷する原因となったり、家族を治療から排除するか、あるいは不適切な形で関わらせたりするという、大半は的外れな取り組みの原因となったりした文献を寄稿していた者である。だから境界例に罹患している人物の家族が治療者にとっての重要な協力者であり、彼らが精神病理の原因に何らかの関係を持ってきたかどうかに関する一連の問題を、大部分はうまく解決できるという見込みを持って始める治療を、今では私自身が提示していることに幾分かの気恥ずかしさを覚える」(Gunderson J.G.他: Families of borderline patients: A psychoeducational approach , Bull. Menninger Clin., 61(4), 446-457, 1997) もちろん<家族を不当に中傷>したり、<家族を治療から