BPD患者は、仕事を続けるためにどのような工夫をしているのかーその1ー
BPDに罹患している人々は、就職や職場での適応、仕事の継続などに大きな問題を抱えていることが多く、患者の45~50%が生涯のいずれかの時点で障害年金を受給する可能性があるとされる(Kramer
BPDは年齢によりどのように変化していくかーその2ー
さて境界性パーソナリティ障害(BPD)患者の心理社会的能力は年齢と共にどのように変化していくのだろう。 前回も述べたように、たとえ一部とはいえ症状が改善していくことは間違いないのだから、心理社
BPDは年齢によりどのように変化していくかーその1ー
これまで境界性パーソナリティ障害(BPD)を含むパーソナリティ障害の基本的な特徴の1つは、その持続性であると考えられてきた。 たとえばDSM-5(精神疾患の分類と診断の手引き 第5版)の、パー