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「隠れBPD」という問題ーその3ー

ツィマーマンがおこなった研究とは、アメリカのロードアイランド病院を受診した3674名の外来患者のうち、BPD(境界性パーソナリティ障害)という診断が下された390名の患者を対象として、自傷行為

「隠れBPD」という問題ーその2ー

前回述べたツィマーマンとベッカーの研究とは、アメリカのロードアイランド病院を受診し、BPD(境界性パーソナリティ障害)という診断が下された390名の患者を対象として、自傷行為や自殺行動を取った

「隠れBPD」という問題ーその1ー

境界性パーソナリティ障害(BPD)といえば自傷行為や自殺行動を繰り返す、というのがトレードマークであるとー専門家の間でもー思われていることが多い。 そしてBPD患者は、うつ病、不安症、物質使用

BPDとスティグマ(汚名)ーその3ー

前回述べたように、臨床家たちは消極的に、あるいは積極的に境界性パーソナリティ障害(BPD)の治療を拒否する傾向がある。 BPDの治療は難しいし、そもそも患者は、本当は自分の行動に責任が取れるは

BPDとスティグマ(汚名)ーその1ー

アメリカの社会学者ゴフマンは、スティグマ(汚名)とは古代ギリシアに由来する言葉であり、悪名や不名誉を露あらわにするためにつけられた身体的な印や烙印を意味していたと指摘したーたとえばそれを持つ者